今回はアートのサブスク「Casie」を徹底レポート!
- アートのサブスク?何それ!気になる!という人
- Casieで実際に絵画をレンタルするか迷ってる人
- Casieの存在は知っていたけど、仕組みやメリデメを詳しく知りたい人
Casie(カシエ)は画期的なアート(絵画)レンタルサブスク!
Casie(カシエ)ってなんぞや?というそこのあなた。
ズバリ、Casieとは「アート(絵画)を定額でレンタルできるサブスク」のこと!
初めてその存在を知ったとき、「ついに時代は絵をサブスクでレンタルできるまでになったのか…!」と心から感動したものです。
と言いつつ、子供が産まれたりでなかなかレンタルできていなかったのですが、ついに初めて絵を借りるに至ったので、Casieのご紹介を踏まえつつ実際の体験談をレポートします!
Casieとは
Casie(カシエ)でレンタルできる作品は、現在活動中のアーティストからお預かりした
世界に1つだけの原画。自分の作品がレンタルされるとアーティストは、
ユーザーの利用料金の一部を報酬として受け取れます。アートのある暮らしを楽しみたいユーザーと
作品を世に出したいアーティストを、Casieがつなぐ。Casieでの絵画レンタルを通して、
Casie公式サイトより引用
作品を観て楽しむと共に、アーティストとのつながりを感じ、
アートのある暮らしをとことん楽しんで頂けると幸いです。
我々ユーザーが会員登録をし絵画をレンタルすることで、その絵画を描いたアーティストに報酬が還元されると言う仕組み。
自分は安価で絵画をレンタルすることができ、アーティストは世の中に自らの作品を売り出すことが出来る。
そんな仕組みでこのサブスクは成り立っています。
Casieはこんな人にオススメ
アートを定額で借りられるメリットはたくさんありますが、特にCasieはこんな方にオススメ。
- 家にアート(絵画)を飾りたいけど、購入まではちょっと…と思ってる人
- 絵を購入する前にお試しで飾ってみたい人
- 季節や気分に応じて部屋のアートを変えたい人
- お気に入りの絵やアーティストを見つけたい人
- 子供にアートに触れさせたい人
- アートが好きで、アーティストを応援したい人
実際に私も美術館に足を運んだり、旅行に行く際はなるべく現地のアートに触れたいなと思っているタイプの人間なのですが、なかなか絵を購入するのはハードルが高いなと感じていました。
- そもそも絵ってどうやって買うの?
- 絵を買うことはお金持ちに許された特権に違いない
- わがままなことに、飽き性だから飾る絵はちょくちょく変えたい
- マンション住まいだと絵を複数枚保管しておくスペースがない
と、部屋に絵を飾りたいという欲求はありつつもいくつもの足枷によりそれを実現できていなかったのです。
おそらく同じようなことを考えてお部屋に絵を飾ることを諦めている方もいるのでは?
でももう大丈夫!Casieがその願いを叶えてくれます。
Casieのココがスゴイ
ただ絵をレンタルするだけのサービスではないのがCasieの魅力。
実際にユーザーとしてCasieを利用してみて素敵だなと思ったポイントをご紹介します。
- 絵の数や種類の豊富さ=必ずお気に入りの絵が見つかる!
- 自分の好みに合った絵をオススメしてくれる(アート診断)
- 絵を飾るための準備は必要なし!必要アイテムは全て同梱されてくる
- 絵の飾り方を動画で説明してくれる
- 絵をレンタルすると、担当のスタッフがついてくれて相談に乗ってくれる
- 購入した絵はもちろん購入可能
- 万が一絵を傷つけてしまっても大丈夫
圧倒的なアートの数
何と言っても、総数13,000点以上という作品点数の多さがCasieの最大のウリでしょう。
必ず「コレいいな」「この人が作る作品の雰囲気が好きだな」と思える絵やアーティストに出会えるはず。
抽象画や風景画、人物や動物を題材にした絵、独特な世界観の絵など、様々なジャンルのアートが用意されているので、その時の気分だったり部屋の雰囲気に合わせて絵を選ぶことができます。
絵画選びに迷ったら「アート診断」
Casieには上記で述べたように膨大な数のアートがあり、正直どの絵をレンタルしようか迷ってしまいます。
そこでオススメなのが「アート診断」というサービス。
- 絵の大きさ
- 飾る場所
- 気になるキーワード
- 絵を飾ってどんな気分になりたいか
- 何色の絵を飾りたいか…etc
上記のような質問に答えていくと、その回答をもとにオススメのアートをCasieが提案してくれます。
私も実際にこのサービスを活用してみました。
「1週間以内に連絡」とあるけど、実際は即日メールが来ました。
えぇ〜!私専用リストとな!?どんだけパーソナルな対応…!
つくづくCasieはスタッフの方との距離を身近に感じられてホッコリする、あたたかいサブスクだなあと思います。
リンクを開くと、まさに私の好みドンピシャなアートたち。
自分の力じゃおそらく見つけられなかったであろう作品たちに、無事巡り会えました!
もちろんアート診断を利用しなくても、以下のようにキーワードや季節、絵画の大きさや特集記事から作品を検索することも出来ます。
気に入ったアートはお気に入り登録しておくことも可能なので、レンタルしたい絵をいくつか保存しておくと良いでしょう。
もし借りたいアートが既に貸し出されていた場合、お気に入りに登録しておけば絵が返却されたタイミングでお知らせが届くので、「いつまでも借りられない」「借りるタイミングが分からない」といったことがなく安心です!
レンタルにあたっての特別な準備は不要
いざ絵を借りたけど「そういえば絵を飾るための道具なんて何もないやないか〜!」と慌てなくても大丈夫。
アートが送られてくる際に、絵を飾るのに必要なアイテムは全て同梱されています。
わざわざ事前に道具を用意する手間がなく、絵が送られてくるのを待つだけで良いので、私みたいなズボラ代表面倒くさがり主婦でも安心してレンタルできます。
絵の飾り方や取り外し方は、写真や動画でスマートに確認
実際にアートが届いたけど、「どうやって飾れば良いの?」「絵の扱い方が分からない!」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
正直、絵を“見たこと”はあるけど“触れたこと”はない…という方も多いと思います。
でも大丈夫。Casieの公式サイトに絵の飾り方や取り外し方の詳細な手順が載っています。
絵の飾り方については上記のように動画で詳しく説明してくれているので、非常に分かりやすいです!
私もこちらの動画を参考にし実際に作業してみましたが、ものの5分くらいで飾ることができました。なんと楽チン!
自分専用の担当スタッフ(コンシェルジュ)がアフターフォローしてくれる
これは実際にレンタルするまで私も知らなかったのですが、なんとユーザーひとりひとりに、コンシェルジュと呼ばれる担当のスタッフがついてくれるのです!
アートが到着して数日後、Casieの番号から留守電が入っていたので確認すると、「担当になりました◯◯です。何かお困りのことがあればお気軽にご連絡ください」と丁寧なメッセージが残っていてこれにはビックリしました。
LINEやメールで担当の方と直接やり取りができるので、「次のアートは何がオススメですか?」「飾る場所のアドバイスが欲しい!」といった風に気軽に相談することも可能です。
なかなか素人にはハードルの高いアートなので、この1on1のサポート体制は有り難いですね。
実は今回この記事を上げるにあたっても事前にCasieに問い合わせをしたのですが、担当の方から丁寧にご返信いただけただけでなく、内容についても不明点があればフォローしますよ!との優しいお言葉まで。
スタッフとユーザーの距離が近く、ユーザーに寄り添った対応をしてくれる点も、Casieの大きな魅力の1つでしょう。
もちろん購入もOK!
気に入った絵画があって、もう誰にも渡したくない!いっそのこと買ってしまいたい!という要望にももちろん応えていただけます(一部購入不可の作品もあり)。
アーティストとユーザーの間にCasieのサポートが入ってくれるので、安心して取引ができます。
それでも価格のことや価格のこと、はたまた価格のことが気になると思うので(笑)、問い合わせだけしてみるのもアリだそうです。
私もいつか「この絵はもう手放したくない!」と思える作品に出会いたいな〜と思う次第でございます。
万が一の時も安心
我が家のように小さい子供がいると、いくら壁掛けで子供が触れないように鑑賞しているとはいえ、万が一の「破損」「汚損」が生じる可能性も無きにしも非ず…。
怖くて絵なんて借りられない!なんて心配もご無用。サブスクの月額利用料の一部に、あらかじめ絵画補償料が含まれているので、損害賠償や修理費用を請求されることはありません。
もちろん全て1点ものの貴重な作品なので、保険があるからといって粗雑に扱うことはNG。Casieが提示しているルールや注意事項は必ず事前にチェックし、遵守するようにしましょう。
※公式サイトに絵の扱い方や注意点について明記されています(アートのお取り扱い方法について)。
レンタル料金
Casieで絵をレンタルするには、「月額利用料」と「交換利用料」の2種類の費用がかかります。
「月額利用料」は基本料金みたいなもので、毎月支払いが発生します。「交換利用料」は絵を交換する時にだけ発生する費用です。
「月額利用料」と「交換利用料」どちらもプランによって金額が異なります。
プランについて
プランの詳細についてご紹介します。
プランの内容の違いは何かというと、作品のサイズです。
プラン名 | 月額利用料 | 交換利用料 |
---|---|---|
ライトプラン | 2,200円/月 | 880円/月 |
レギュラープラン | 3,300円/月 | 1,650円/月 |
プレミアムプラン | 5,830円/月 | 2,750円/月 |
このプランの内容の違いは何かというと、作品のサイズです。
プラン名 | サイズ |
---|---|
ライトプラン | コンパクトサイズ 0号(180㎜×140㎜)から3号(273㎜×158㎜)くらい ちょっと大きめのコミック本ぐらいの大きさ |
レギュラープラン | リビングサイズ 6号(410㎜×318㎜)から10号(530㎜×455㎜)くらい 新聞一面くらいの大きさ |
プレミアムプラン | 大迫力!ビッグサイズ 30号(910㎜×727㎜)から50号(1167㎜×910㎜)くらい 大体1メートルほど、お店やオフィス向き |
私はレギュラープランを選択しましたが、アートの存在感もそれなりにあるので、かなり部屋の雰囲気が変わります。
まずはお試しでライトプランサイズのアートから始めてみても良いかもしれません。
プラン変更は可能?
もちろん、途中でプランを変更することも可能です。
「更新日」は、申込み時に設定したアートの「お届け希望日」を基準に設定されます。
交換するタイミング(上記で言う「交換申請日」)では、新たなプランでの「交換利用料」だけが引き落としになり、次の更新日のタイミングで新プランの「月額利用料」が引き落としになる、という流れです。
ちなみにアートの交換のタイミングや頻度については、「作品が手元に到着してから1ヶ月経過後であれば好きなタイミングでOK」だそうで、それ以外の制限は特段なし。
まさにその時の気分でアートを変えることができるので、サブスクとしても比較的自由度が高く(縛りがあまりない)、ユーザーの利便性も高い。
「おうちでいつでもアートを楽しむ」という一般の方にはハードルの高かった(と思われる)ことが、月数千円の出費で叶う素晴らしいサブスクです。
実際に借りてみました!
子供が生後4ヶ月になり、人や部屋の中のモノをよく目で追うようになったので、前から会員登録だけはしていたCasieでついにアートを借りよう!と決意。
実際は私がずっとリビングにアートを飾りたくてタイミングを見計らっていただけなのですが、いきなり夫に絵を飾りたいと言っても賛成してくれるか微妙…だったので、子供を理由に勝手に借りてみました(笑)
レンタルの手順
手順は至って簡単で、借りたいアートをCasieの公式サイトから選び(ここが一番大変)、あとは届くのを待つだけ。
めちゃくちゃ簡単、そしてお手軽です。
まずは絵を選ぼう
よし、早速借りてみよ〜!というわけCasieの公式サイトを開いたものの、まじで膨大な量の作品で見れば見るほど「自分がどんな絵を飾りたいのか」が分からなくなる…という事態に。
でも大丈夫。路頭に迷ったら全力でCasieのサービスに頼るべし。
Casieでは上記で説明した「アート診断」の他にも、キーワード検索だったり以下のように特集記事から絵を選ぶことも出来ます。
私は数日間悩みに悩んでやっとレンタルする絵を決めました。
でも、この悩んでいる間も楽しいんですよね。スマホ上で数々のアート作品を眺める行為は、まるでオンライン美術館に来たような感覚。ぜひ楽しみながら選んでみてくださいね!
アートが到着!
8月10日にネットからレンタルを申し込んで、21日に配達してもらうよう希望しました。
ついに我が家にもアートが…!と完全ワクワクモード。
右が今回お願いしたアートで、包装紙やプチプチで包んでありました。そして他にも何やら冊子が数種類。
まず手に取ってみたのはこちらの「はじめてBOOK」。Casieの仕組みや絵の飾り方、絵の交換方法など基本的な内容が網羅されていました。
こちらは担当のスタッフさんの手書きメッセージ付きのお知らせでした。手書きだなんて、親近感が湧きますね。
今回お借りしたアートのアーティストさんのインタビューや、今回の絵の飾り方など私に合った内容をまとめてくれています。とっても有難い。
こちらはアーティストさんについて紹介している用紙。今回レンタルした作品のアーティストさんの作風・特徴や、どういう思いで制作に携わっておられるのかなど、インタビュー動画を見なくてもまずは簡単に紙媒体で読むことができます。
こちらは「FUMU FUMU」というCasieのユーザーだけが読める月1回発行のアートマガジン。
色々な特集が組まれていて、絵を飾る前に思わず全てのページに目を通してしまいました。普通に内容が面白い!
オススメのアート特集ページもあるので、次にレンタルする絵の参考になりますね。もう秋か〜。
絵が届いたら早速飾ってみよう
今回は「細ピンフック」で絵を飾るみたいです。「細ピンフック」なんぞ初めて聞いたぞ…とドキドキしつつも、説明書だったり、前述した公式サイトの動画や同梱されていた冊子にやり方が記載されているので、どんな不器用さんでも取り付けられます!
じゃん!よく見るとかなり曲がっていて完全に性格が出ちゃってますが、まあ絵で隠れるので問題無いでしょう。
非常に細いピンなので、ほとんど跡も残らないと思いますが、賃貸で穴が開けられないとか、小さい穴もなんとなく気になる…という場合は、立て掛けて飾る方法もあります。
我が家は持ち家なのと立て掛けはベビーがいるので危険ということもあり、壁に容赦無くぶっ刺しました!
もしピクチャーレールがあるご家庭なら、事前にレンタルの際に申し出れば作品発送時にピクチャーレール用フック付きワイヤーを同梱してくれます。
あとは、アートの裏にはあらかじめ紐が付いているので先ほど取り付けたフックにかけるだけ。
こちらが今回お借りした、NIMさんの「GIFT」という作品です(レギュラープランサイズ)。
例えば洋服やインテリアでは絶対に「黄色」は選ばないのですが、「黄色」そのものにはすごく憧れがある私。
というわけで自分としてはかなり思い切って、今回は黄色が主役のこちらの作品を選びました。
リビングに飾ってみましたが、大きさ的には結構存在感があるものの、全く違和感なくお部屋のインテリアにも馴染んでくれていて、まるで以前からこの絵が存在していたかのようです。(ちなみに、母はこの絵が飾ってあることに全く気づいていなかったw)
お部屋にアートがあるだけで、なんだか気持ちが明るくなるし、心なしかテンションも上がる。女子には分かると思うのですが、ネイルを塗って完全に自己満足している時と同じような気持ちです(笑)これは早く他の絵も飾ってみたい…!
違う絵を飾りたいなと思ったら…
そろそろ絵を交換したいなーと思ったら、Casieの公式サイトから交換申請をすればOK。
返却時の梱包は、絵が届いた時の段ボールや緩衝材をそのまま再利用すれば良し。家で梱包だけしてヤマトに集荷を依頼すれば完了なので、とってもお手軽。
絵を宅配便で送るとなると一見ハードルが高そうに思えますが、Casieではユーザーは最低限の作業だけすれば良いので、このあたりの利便性も高く、継続しやすいのがポイント!
Casieでアートをレンタルするメリット・デメリット
メリット・デメリットを挙げてみましたが、正直挙げた2点についてもデメリットと言えるようなものでもないかなと。
アートを身近に感じるための「入り口」としての役割も非常に大きいと思うので、数ヶ月のお試しでも十分だと思います。
個人的にはお子様のいる家庭にぜひオススメしたいですね!子供がアートに触れる機会ってなかなかないと思うので。
私も「知育」とまではいきませんが、小さい頃からアートに触れて、将来的には勉強や親の言葉かけでは得られない刺激や新たな発見を楽しんでくれたら嬉しいな、という想いもあり今回レンタルするに至りました。
もちろんまだ生後4ヶ月の娘なので、ミルク飲みながら横目で絵を見る程度ですが(笑)、確実に絵を眺めてはいるので私もあやしながら一緒に鑑賞しています!
まとめ
なかなか手の届かない存在だった「アート」。
そんな「アート」がグッと身近に感じられる画期的なサービスが、Casieです。
本記事でご紹介した「メリット」と、毎月固定でかかる月額利用料のバランスに納得できる人には心からオススメできるサブスクです。
部屋のインテリアに合わせて、自分の気分に合わせて、移り変わる季節に応じて…好きなタイミングで好きなアートを飾れるワクワクを、ぜひ体験してみて欲しいです!
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