- 成育医療センターの初診予約方法について知りたい人
- 成育医療センターで通院・分娩予定の人
- 実際の妊婦検診(妊娠初期)の詳細について知りたい人
成育医療センターの初診予約は取りづらい!
妊娠が発覚し、分娩する産院を成育医療センターにしようかなぁ〜と思っているそこのあなた!
「成育医療センターってハイリスク妊婦だけが予約できるんじゃないの?」
「特に高齢出産でもないし持病も何もないけど、予約できるのかな…」
「予約が激戦らしい…今からでも予約取れるのかな」
などなど、「本当に予約って取れる?」という疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、
「ハイリスク妊婦でなくても予約可能」
「予約の電話がめちゃくちゃかかりづらい(人気歌手のチケット予約並)、激戦必至!!」
というのが実際の私の体験から言えることです。
早速詳細についてお伝えしていきます!(なお、2021年8月頃の記録になります)
初診予約方法について
まずは、とても分かりづらいと評判のw予約方法についてご案内します。
予約は毎週月曜日の朝9時から2週間後(翌々週)の1週間分の予約受付を一斉スタートします。
そう。いつでも予約が取れるわけではなく、チャンスは週に1度「月曜日の朝9時」だけ!
そしてこの電話がまあ繋がらない!!!
噂には聞いていたけど、コレはガチで激戦でした。おそらく成育の全診療科の予約をこの予約センターにて受けているためだと思われますが、本気でチケットぴあ並です。
私の場合は8:55頃からスタンバイして、こんなに前のめりな人はそうは流石にいないだろうと謎の自信を元に9:00を待たずに携帯でかけ始めたものの、まあ〜〜〜とにかく繋がらない!右耳に聴こえるのは、悲しいツーツー音ばかり…。
これは想像以上の激戦だわ…と焦り&心が折れかけましたが、とにかくリダイヤル、リダイヤル。なんと32回もリダイヤルし続けてましたw
もう諦めようかと思った矢先の9:18頃に電話がつながり、無事予約を取ることが出来ました。。勝利です。もはや感動です。
ラッキーなことに、私の場合はこの日のチャレンジ1回のみで希望の日程で予約を取ることができましたが、中には翌週に再チャレンジしたというケースも見かけます。。
そうすると1週間ヤキモキして過ごすことになってしまうので、とにかく粘って粘ってかけ続けることを皆さまにはアドバイスさせていただきますw
その他、成育が案内している予約に関する詳細についても併せて記載しておきます。
- 「妊娠16週頃」までに受診できるように、予約をお取りください。(当センターの妊婦健診を適切な時期に受けていただくためであり、妊娠16週以降の受診も可能です。)
- 他施設で妊娠を確認いただいた後、妊娠8~12週頃に受診いただくのをお勧めしています。
- 毎週月曜の朝9時より、2週先の1週間分の予約受付を開始致します。
- 予約開始日が祝日の場合は、翌診療日から予約受付致します。
- 合併症のある患者さんで当センターでの分娩をご希望の方は、現在の主治医から医療連携室にお問い合わせをお願い致します。
- 分娩を他施設で予定されている方の妊婦健診はお引き受けしておりません。
”妊娠16週頃までに受診できるように”とあるので、遅くとも妊娠13、14週頃の月曜日朝9時に電話をする必要があります。
また予約の電話をかける前に、他院で心拍確認までは終えておくことをオススメします!
なぜなら、他院からの紹介状がない場合は「選定療養費」なるものが余計にかかるから!確か¥8,500くらい(2021年8月時点、HPには記載ナシ)。
なので、紹介状を持っている(あるいは書いてもらえる前提)状態で予約をする必要があります。
ちなみに2回目の診察予約は、診察時にその場で取れるので毎回電話する必要はありません。
全国でもトップクラスの医師や施設を誇る産院であり、「予約が取りづらい」というのは噂どおり。。
場合によっては、ご主人や家族の協力を得て電話をかける必要があるかも!
非ハイリスク妊婦の受入について
ちなみに、ハイリスク(高齢出産の方、持病のある方等)ではない妊婦についても、分娩予約は可能です。
国立成育医療センターホームページには、以下のとおりはっきりと周知されています。
国立成育医療研究センター ホームページより抜粋
当センターは、すべての妊婦さんをサポートしています。
(ハイリスク管理を必要としない方も、当センターで分娩いただけます。)
地元なので何人か近所の方に話を聞いてみたところ、何年か前まではハイリスク妊婦さんのみを受け入れしている時期もあったようです。
しかし、現在はそんなことはないのでどなたでも分娩予約が可能です。
妊婦検診(初回)記録
私は妊娠6週のタイミングで予約をしました。ちなみにこの時点ではまだ妊娠は確定していませんでした。確か胎嚢だけ確認できていたかな。
その後他院にて心拍確認ができ、母子手帳をもらうよう指示がありましたが、すでにつわりが始まっており、一度成育の予約を変更しました(予約変更時は月曜日を待たずとも電話して大丈夫です)。
なので私は妊娠10週での初回受診となりました。
ちなみに初診の際は、初回登録手続きが必要なため予約時間の30分前には来院するよう、予約時に指示があります。
- 保険証他院からの紹介状(ないと余計なお金がかかるよ!)
- 問診票(成育サイトからダウンロード)
- 健康観察表(成育サイトからダウンロード)
ということで、やっとの思いで成育に来たはいいけども、敷地がめっちゃ広い。まず入り口に辿り着かない。院内も広すぎてどこに行けばいいのかわからん。まさに迷路!!
成育のサイトにはご丁寧に「初診の流れ」(参考にしてみてください)という案内も出てはいますが、なにせ広い!「次は何階の〇〇に行ってくれ」と案内はしてくれますが、迷子になる前提で早めの到着をオススメします😂
- 採血・採尿(初期検査)
- 超音波検査(経膣エコー)
- 子宮頸がん検診
- 診察
最初の手続きを済ませた後、採血・採尿をし産科医の診察になります。
この日は経膣エコーと、子宮頸がん検診を同時に行いました。
妊娠は無事に継続されていること、成育で実施している出生前診断の案内、次回の予約について説明をされ診察自体は15分くらいで終わったと思います。
その後、胎児の診察券を作ったり事務手続きをしてお会計をし、終わりです。
この日は9時の予約で11時頃にはお会計まで済ませることができました。
総額 ¥34,110
補助券 -¥14,250(妊婦検診&子宮頸がん検診)
支払い合計額 ¥19,860
た、たけぇーーー!補助券(妊婦検診と子宮頸がん検診)を使ってもこの値段って恐ろしくないですかい…。
毎回このくらいかかってしまうのかな。と、先行き不安なワタシなのでした。
担当医について
成育医療センターは、担当医制です。
先生は曜日、時間帯で固定となっていて、基本的には診察時に同じ枠で次回予約を取る形になります。
担当医制といえど、たまに違う先生に診てもらうこともありましたけどね。
女医さんを指定したいとか、この先生が良い、などのリクエストがあれば助産師さんに聞いたり成育のホームページにスケジュールが明記されていたりするので、そちらで確認してみてください!
ちなみに私の先生はエコーをじっくり見てくれて、都度「何か心配な点はありますか?」「気になることありますか?」と聞いてくれるので、安心して相談できます。
「この先生合わないな〜」と思ったら予約の曜日を変えてみる等してみてください。
成育医療センターへのアクセス
最後に、成育医療センターへのアクセスについて記載しておきます。
住所:〒157-0074 東京都世田谷区大蔵2丁目10−1
■小田急線 成城学園前駅
・小田急線 成城学園前駅より 小田急バス、東急バスで約15分~
(渋谷駅、用賀駅、等々力操車所、弦巻営業所行)
■東急田園都市線 用賀駅
・東急田園都市線 用賀駅より バスで約20分~
(成城学園前駅行き)
■東急田園都市線 二子玉川駅
・東急田園都市線 二子玉川駅より バスで約25分~
(成城学園前駅行き)
■渋谷駅
・渋谷駅より バスで約40分~
(小田急バス 成城学園前駅西口、調布駅南口行)
・(東急バス 成城学園前駅西口行)
小田急線 成城学園前駅北口より タクシーで5分
小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅より 徒歩20分(子ども連れの方、妊婦の方は時間に余裕を持ってお越しください)
外来患者及び同行者 | 3時間まで110円 | 以後1時間毎110円 |
---|---|---|
入院患者家族 | 3時間まで無料 | 以後1時間毎110円 |
入院患者家族 | 1日定額制310円 | 24:00を境に310円 |
見舞い・訪問者 | 1時間まで110円 | 以後1時間毎110円 |
その他の方 | 1時間まで620円 | 以後30分毎310円 |
※身障者手帳提示 無料
※30分までは一律無料
※駐車券の検印は総合案内(9:00~17:00)および防災センターでお願いします。
私もバスで通院していましたが、いずれのバス停も病院の近くにあるので利用しやすかったです。そもそも、自家用車を除くとバスでしか行けないのがかなり難点ですが…。
まとめ
・成育医療センターの予約の取り方
・妊婦健診(初診)の詳細について
をお伝えしました。
妊婦健診の毎回の内容や費用についても記事を作成しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
コメント