赤ちゃんとその家族にとって人生初のイベントであるお宮参り。我が家は2022年の春に世田谷区の「松陰神社」にて執り行いました。
想像以上に事前準備が大変だったので、私が実際に体験してみて感じた「当日を迎えるにあたって絶対に外せない準備のポイント」をまとめてみました。
- お宮参りって何?状態の人
- お宮参りを控えている人
- 具体的に何を準備したら良いか分からない人
お宮参り当日の様子を知りたい方はこちらから!
お宮参りとは
お宮参りとは、産まれた土地の神様に赤ちゃんが無事生まれたことを報告し、今後の健やかな成長をお祈りするための行事です。
と同時に赤ちゃんにとっては人生初のイベントであり、両家の家族にとっても赤ちゃんを連れて外で行う初めての行事です。
地域によってルールや作法は異なりますが、一般的には近所の神社で御祈祷したり、家族で食事会や写真撮影を行うのが一般的です。
いつやるの?
正式には、男の子ベビーなら生後31日~32日目、女の子ベビーなら生後32日~33日目に参拝するのが一般的とされています。
ただ生後1ヶ月はまだまだママの体調も安定してなかったり何かと慌ただしいので、1ヶ月を過ぎて実施している家庭が多いと思います(ちなみに我が家は1ヶ月半頃に行いました)。
お食い初めと一緒にやってしまったり、上の子の七五三に合わせて行うなど家庭の状況に合わせて実施するのが良いでしょう。
参加者は?
正式なお宮参りの参加者は、父親(パパ)と父方の祖父母のみですが、今はママやその家族も一緒に参拝するのが通例ですよね(というかママなしで参拝は正直きつい)。
我が家は両家初孫ということもあり、両家の親・兄弟・親族まで集まってちょっと盛大なお宮参りになりました。
ちなみに産着を着せたベビーの抱っこは、しきたりに習って(そこだけ)夫の母にお願いしました。逆にママ・パパ・ベビーだけで簡単に行う、というのももちろんアリだと思います。
どこでやる?
「生まれた土地の神様に赤ちゃんの誕生を報告する」ことが目的なので、基本的には近所の神社や慣れ親しんだ神社で実施することが多いと思います。
ただ「有名な神社で盛大にやりたい!」「戌の日のお参りと同じ神社でやりたい」という方も中にはいらっしゃるかと思うので、都内でお宮参りにオススメの神社を以下に挙げてみました。
- 水天宮(人形町)
- 明治神宮(明治神宮前・原宿)
- 日枝神社(溜池山王)
なかなか遠出は厳しい時期ですが、大きい神社だと授乳室が整備されていたり、都心に出てきちんとした食事を一緒に済ませることができるなどの利点もあります。
ママの体調とご家族の意向を考慮して決めると良いでしょう。
写真撮影
参加者が多い場合はセルフ撮影もできなくはないですが、せっかくの一大イベントなので出張撮影やスタジオ撮影でこの日の思い出をしっかり残すことをオススメします。
私たちは大人数でお宮参りを実施予定で、スタジオが近くになく移動が厳しそうだったのでラブグラフにて出張撮影をお願いしました。
私が依頼したサイト:ラブグラフ
- 1-2時間で¥23,800〜(スタンダードプラン基本料金)とスタジオ撮影に比べて安価
- 撮影全データを貰える
- 好きなカメラマンさんを選べる
- 衣装や小物は自分で用意する必要あり
ラブグラフは自分でお願いしたいカメラマンさんを選ぶのですが、写真の仕上がりを見て好きな雰囲気のカメラマンさんを決められるので安心して依頼できます。
私はスタジオ撮影だと仕上がりがあまり好みのものがなく、それもあって出張撮影を依頼しましたがこんな感じで今どきおしゃれな写真が撮れます。
もちろん、お宮参り後にスタジオ撮影を行うのもありだと思います。やはりオススメは大手のスタジオアリスさんです。
何と言っても自分で衣装や小物の手配をしなくて良いのがメリットでしょうか。
衣装類やアルバムを考慮すると、出張撮影と料金にもさほど違いはないと思います。
スタジオまでの移動は必要になりますが、室内で快適に撮影できるのでオススメです。
出張撮影とスタジオ撮影はどちらもメリット・デメリットがありますので、その日の動きを想定しつつ料金等を比較して決めると良いと思います。
お宮参りの服装について
服装については参加者ごとにいくつか候補があるので、それぞれまとめてみました。
- 着物(訪問着)
- ワンピース
- スーツ(スカートでもパンツでも)
- セットアップ
私は訪問着をレンタルしましたが、最近ではきっちりめのワンピなど私服のママさんも多いですよね。
和装か洋装かはお子さんの格好に合わせてもいいし、授乳マストな方は前開きのワンピースなど状況に合わせて決めても良いと思います。
- スーツ(ネクタイあり)
- ビジネスカジュアル風な私服
うちの夫氏は黒スーツにベスト、ネクタイありのきっちりスタイルでした。
スーツをお持ちでない場合は、ユニクロできっちり目の私服を用意すれば問題なし。
- ワンピース
- スーツ
- きっちりした私服
- 着物(訪問着)
祖父母に関しては、普段着よりは少しかっちりした私服やワンピースを着ている方が多い印象です。
中には着物を着るおばあちゃんもいるかと思いますが、その際はママの着物と色が被らないように注意!
- 産着(のしめ、掛け着ともいう)
- ベビードレス(セレモニードレス)
- 袴ロンパース
- よだれかけ(スタイ)
- 小物
産着はまず、購入なのかレンタルなのか、購入の場合は誰が用意するのかを事前に話し合っておく必要があります。
最近では産着や小物をセットでレンタルできるので、ママ・パパたちで用意してしまうことが多いと思います(うちもそうでした)。
また、産着は着せずにベビードレスだけの場合も。
我が家はレンタルした産着の下に、退院時に着せたセレモニードレスを着せました。
参考:産着の着せ方
着物(訪問着)レンタル
私はyahooショッピングからこちらを予約しました。
地味すぎず派手すぎずで可愛かったです!楽天でもyahooでも、訪問着レンタルと検索するとたくさん出てくるのでお好みの着物を探してみてください😊
着付けは【くらしのマーケット】にてお願いしました。
ヘアセットは自分でやりましたが準備がバタバタで適当になってしまったので、出来れば美容院に行くかヘアセットも出来る着付師さんを選んだ方が良いです😂
産着レンタル
産着もyahooショッピングからこちらをレンタルしました。
産着の色を赤系orピンク系から選ぶことができますが、柄までは指定できなかったので当日どんなものが送られてくるかドキドキでした。
結果ちょっと派手なピンクだったかな…でも子供には似合ってたので結果オーライ。
もし柄も指定したい場合は、もうワンランク金額が上のプランで予約すると◎
事前準備
当日までに準備をしておくことをチェックポイントと一緒にまとめてみました。
衣装類準備
- 和装か洋装か決める
- 衣装をレンタルするのか、購入するのか決める
- レンタルの場合、どこでレンタルするのか決めて予約する(購入の場合は早めに用意して一度着ておくこと!)
- 和装の場合、着付けとヘアセットの予約をしておく
和装の場合は、着付けという作業が必ず必要になります。
親御さんで着付けができる方がいるに越したことはないですが、いない場合は近所の美容院や、最近だとネットのスキルシェアサービスでお願いすることもできます。
実際に私は近所に早朝対応している美容院がなかったので、「くらしのマーケット」で着付師さんにお願いしました。
撮影予約
- 出張撮影かスタジオ撮影か決めて予約する
- 出張撮影の場合、お宮参りをする予定の神社に撮影が可能か確認する
出張撮影の場合は、必ず事前に神社に撮影しても良いかどうか確認をしましょう。
我が家は最初に明治神宮でお宮参りを行う予定でしたが、フリーのカメラマンによる撮影はNGとのことだったので、撮影が可能な松陰神社に変更しました。
当日になって撮影できないとなるとめちゃくちゃ残念なので、事前の確認を忘れずに!
当日のシミュレーション
当日はどんなに準備を念入りにしていても、やはりベビーの気分や機嫌に左右されたりするもの。
私も当日の朝はヒーヒー言いながら準備してましたw
実際にお宮参りをしてみて、マジでこれだけは事前に確認した方がいい!と思う点をまとめてみました。
- 神社におむつ替えスペース・授乳スペースがあるか確認する
- できれば授乳しないで済むよう、当日の時間配分を考えておく
- 天気予報で天気と気温、湿度を要チェック
- 母乳育児の方は、哺乳瓶でミルクを飲めるよう練習する(必要な場合)
- ママが着物の場合は、着物での授乳方法を確認しておく
- 持ち物チェック
- 撮影を行う場合は、撮りたいポーズやショットをまとめておく
特に授乳問題は非常に重要です。
私は家を出る直前にミルクを普段より多めにぶち込み、そのままタクシーに乗せてお宮参り中はベビーカーで爆睡させ、見事に帰りのタクシーまで起きずにいてくれました(おかげで写真は一枚も目が開いてませんw)。
ただ母乳育児の場合、いきなりミルクや哺乳瓶で飲ませようとしても拒否反応を示す可能性が大いにあります。
必ずママも赤ちゃんもおうちで練習しておくようにしましょう。
なぜか慣れない外出時に限ってギャン泣きしたり、大量うんちしたり…悲しきかな、赤ちゃんあるあるです。
当日慌ててパニック状態にならないよう、あらゆる状況を想定し当日の流れを何度も脳内でシミュレーションしておきましょう。
念のために、トイレの場所や授乳のタイミングを家族にも共有しておくと安心です。
まとめ
お宮参りはとにかく準備が命!
どれだけ前もってモノも心も準備出来るかが、当日の流れを左右します。頭脳戦であり、体力戦です。
生後1ヶ月の子を連れて外に出ること自体、かなりの試練だと思います。
ご自身の理想のお宮参りを遂行するために、ぜひとも本記事を参考にしてみてくださいね!
■スタジオアリス
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] お宮参りの準備について知りたい人はこちら! […]