【子連れ旅行】ベッセルホテルカンパーナすすきの宿泊記レビュー

1歳5ヶ月の娘とベッセルホテルカンパーナすすきのに宿泊してみた

子連れの我が家は普段はあまり宿泊しない、ビジネスホテル。
ですが札幌となるとやはり観光に多く時間を取ることから、宿泊費にはあまりお金をかけたくないと考えるご家庭も多いのでは？
多分に漏れず、我が家もそうでした。ただ寝るだけ！でも、子供がいるから最低限の設備は欲しい…札幌のビジホ事情、誰か教えて〜！！と思ったものの、あまり情報もなく。
今回、かなり入念な下調べをした結果なんとか筆者好みのビジホを見つけたので宿泊してみることにっ！
それが、今回ご紹介するベッセルホテルカンパーナすすきのです。

子連れにおすすめのポイントは後半でお伝えしますが、同じようなお悩みをお持ちの方にはかなり参考になると思うので、じっくり読み進めていただければと思います 

基本情報

アクセス

住所：〒 064-0805　北海道札幌市中央区南五条西6-16-1
TEL：011-531-8111

すすきの駅からは徒歩6分、ベビーカーを押していたらもう少しかかるかな〜という感じ。
ほぼすすきのなので、飲食店やコンビニ、ドラッグストアに困ることはないです。ただ札幌駅からは遠いので、ただただ繁華街に近いという感じかな…。行く先によっては便利かも、という感じです（路面電車が使えればそれなりに便利）。
立地はまあまあってところかな〜。

チェックイン

エントランスを抜けるとまず目に飛び込んでくるのは、まるでおでん屋台？！のようなテーブルスペース。
みなさん思い思いにここで寛いだり、待ち合わせをしたり、写真を撮ったり。
実はこのホテル、アートにも力を入れているようで館内のあらゆるところで「おっ」と目を引くアートが展示されています。

先ほどの粋なテーブルの横にはこれまたオシャレな(ちょっとした)お庭が。良い意味ですすきの感は皆無。京都の閑静なホテルに来たかと錯覚するレベルです。

そして、左側に目を向けると広々としたロビーがお出迎え。場所柄、おそらくインバウンドのお客さんが多いと思いますが、大荷物のグループが複数この場にいてもそこまで混雑はしないくらいの広さでした。

まだ新しいホテルなので清潔感はもちろん、和な雰囲気が非常に好印象です。

主人がチェックイン手続きをしているのを横目に、娘とカウンターとは反対側の方へ歩いて行くと…

途中にはこんな素敵なアートが。「苔生」というアートだそうです。
公式サイトに作家さんのお話も載っていました。見たことのない緑に圧倒される我が子。

そしてこのアートを横目に廊下を進んでいくと、、

奥はカフェスペースになっていて、フリードリンクを楽しめます！

コーヒー類も、炭酸類もありました。これはかなり嬉しいサービス。しかも時間は23時まで！お酒を飲んだあとにコーヒーが飲みたくなるのは私だけでしょうか？居酒屋の帰りにホッとコーヒーで一息つけるの有難い〜。
チェックイン後すぐはかなり混雑していましたが、その時間帯以外は広々としたカフェスペースでゆっくりお茶することが出来ましたよ。（たまに団体グループが占領していることもあり、その時はそそくさと諦めました）

また、ロビーにはアメニティコーナーがあるのでここから必要なものを好きなだけ取ることができます。

スキンケア類やヘアゴムなど、一通り必要なものは揃っているので忘れ物をしても困らないと思います。

貸出品のラインナップも充実していたので、公式サイトから確認してみてください！我が家は荷物を減らしたく、借りられるものは借りるスタイルです)

客室レポート

さて、それでは早速客室内の様子をご紹介します。

今回は3階のスーペリアルームのお部屋を予約しました。

ベッド周り

お部屋全体の写真を撮り忘れてしまったので、早速ベッド周りから。

私がこのホテルを選んだ1番の理由が、早速この写真からも判ります。
そう！お部屋がフローリングなので素足でOKなのです！入り口で靴を脱いで家と同じように素足で過ごせるって、意外とビジホでは珍しい。そして子連れにはかなり嬉しいポイントじゃないでしょうか？

こちらのホテルは全てのお部屋がその仕様で、且つこの部屋はベッドも低いタイプなので万が一子供がベッドから落ちてもそこまで心配がない、というのがこのホテルを選んだ理由です。

段差があるのでそれはそれでおきている間は落ちないか心配なのですが、子供目線でもこの高さなので、足元への落下だけ気にすれば良いかな、というレベル。

またベッドのあるスペースは畳になってました。この辺りも子連れには嬉しい。おもちゃ広げやすい。

部屋は広くはないのですが、布団なのですぐにくっつけられるし、基本札幌だと寝るだけにはなると思うので、寝るスペースがしっかり確保されていて不便さは感じませんでした！

リビングスペース

お次はリビングスペースのご紹介。(狭いので、スペースと言うほどはっきり区分けされている訳ではありませんが)

お布団と反対側の壁にテレビがかけられています。

ちょうど小上がりにある小さな机に向かう形で配置されているので、そこに座って見る分には高さ的にも距離的にもちょうど良かったです。

お部屋の奥には定番シャープの空気清浄機も。

また布団と反対側の壁(テレビの横)には洗面所機能とテーブルの機能を果たす長いテーブルのような作りの棚があります。

棚の引き出しの中にはグラスやマグが。

冷蔵庫はテーブル下に。小さめですが、飲み物や軽食を入れる分には十分かと。

別の引き出しにはパジャマやドライヤー、洗濯用のビニール袋も。

水回り

玄関入るとすぐに洗面スペース、というちょっと変わった間取り。こう見ると少しビックリですが、帰ったらすぐに手を洗いたいので動線としては文句なし。

この洗面スペースのある台？テーブル？は、リビングスペースまで伸びているのでリビングの棚も兼ねている、という作り。テーブルの上にはコップやティッシュ、またバルミューダのポットや大きめの鏡など必要なものがコンパクトにまとめられています。

お風呂場はユニットバスなので、子連れはちょっと厳しいかもですが、大浴場があるので問題ナシ。

その他

玄関がスペースに余裕があり、ベビーカーも置けてコートも掛けられたのでかなり使い勝手が良かったです。

玄関にはこんな感じで姿見もありましたよ。全体的に必要なものがコンパクトに、また動線も無駄のないよう纏められている印象でした。

要check！子連れ向けサービス

さて、私が全力で札幌旅行のホテルにこちらを推すもう一つの理由…それは、子供向けのサービスが充実していること！
貸出備品もアメニティもラインナップが豊富で、旅行の荷物を減らせるほど。

貸出備品・アメニティについて

公式サイトでも公開されていますが、アメニティと貸出備品のラインナップがマジですごい。

いや、すご…。備品もすごいし、オムツはなんと5枚無料でくれる&お尻拭き1パックくれる…。
今回我が家はベッドガード、おむつ用ゴミ箱、哺乳瓶洗浄セットをレンタルしていたのですが、お尻拭きもお部屋に置かれていて感動しました…！（しかもプーさんのフタつき）
そしてちゃっかりオムツもリクエストさせていただきました。ありがとうございます。太っ腹すぎます。

貸出備品には数に限りがあるので、ぜひ宿泊が決まったら早めに予約しておきましょうね。

ミルク事情

さて、特にベビー連れのご家庭には欠かせないミルク事情についてまとめてみました。

まず、客室にケトルがあるのでお湯を沸かすことは可能です。

上記でもお伝えしていますが、哺乳瓶洗浄セットまであるホテルはなかなかないですよ…。素晴らしい。

私はいつも、事前にホテルに上記の内容について確認し特段消毒の備品などがない場合は、自宅から哺乳瓶の洗浄グッズとベビー用のお水は持参するようにしています。が、このホテルなら基本何も持たずとも宿泊できます。ミルクだけ忘れずに！

特にミルク派のご家庭には哺乳瓶ウォーマーを推しまくります！我が家は2台持ちしていました。保温されたミルクをすぐ赤ちゃんに飲ませられるという点で親は非常に安心感があるので、長時間の外出も怖くない！旅行やお出かけの際には、ぜひバッグに忍ばせておいてください。

大浴場

さて、なんとこちらのホテル大浴場まであります。もうビジホの域超えてきている…。

遅い時間まで利用可能なので、一旦子供だけとにかく入れて、寝静まった後にゆっくり浸かる、なんてことも出来そうですね。（大体一緒に寝落ちしちゃうんですがね…）

そしてこの大浴場でも子連れに優しいポイントがありまくりで、なんと以下の備品がデフォルトで用意されていました。

いや子供用のシャンプーまであるってどういうこと。すごすぎる。
我が家は体も顔も全てボディソープですよ。家より凄いじゃん！w
みなさん、お風呂も安心して入ってきてください。何も心配入りません。

肝心のお風呂ですが、公式サイトから画像をお借りしてきました。

もちろん露天風呂はないのですが、十分な広さの浴室と、木のお風呂は水風呂です。

ドライサウナまでしっかり完備。

そして超絶嬉しいダイソン。大浴場のレベル高い。
札幌観光は忙しいですからね、ぜひ旅の疲れを癒してください。

お風呂上がりには休憩所もありました。ばっちりアルコールからアイスまで売っている自販機も。文句なしですね！

朝食

さて、このホテルがとっても人気な理由の１つが、朝食です。

我が家も朝食、しっかり頂いてきました〜！
ただとにかく人が多い！人しかいない！という状態だったので、まともな写真があまりなく…。
雰囲気を味わっていただければと思います。

まずは海鮮。北海道といえば、ですよね。とにかく海鮮は種類が豊富でした。

なんと朝からカニまで…。刺身も良し、海鮮丼も良し、色々な楽しみ方ができるのが嬉しいですね。

あとはザンギや十勝の豚丼、ジンギスカンもあるんかい。札幌ラーメンもありました。

北海道といえば乳製品、チーズも外せないよね。

もちろん普通に和も洋も充実のラインナップでした。

デザート類もかなり種類豊富でした。
テンション上がったのは、ニセコにある高橋牧場のアイス！
この度で高橋牧場にも行く予定だったので、期待値がより高まりました。
ドリンクコーナーには有名な高橋牧場の飲むヨーグルトも置いてありましたよ！絶対3本は飲むべき！

というわけで、ほんの一部しかご紹介できなかったですが、とにかく大充実の朝食でした。
これは人気なわけだわ、と納得するしかなかった。
お子さまも絶対好きな食べ物があるはずなので、ぜひ朝食付けてみてください！オススメです！

お得にベッセルホテルカンパーナススキのに泊まるには…

さて、子連れに超オススメのベッセルホテルカンパーナすすきのに少しでもお安く宿泊する方法をお伝えします！
ゆるコ的オススメのOTAサイトは「一休.com」と「Yahoo!トラベル」、そして「楽天トラベル」です！

なお、この記事を執筆した時点ではYahoo!トラベルがダントツ1番安かったです（オフシーズンの土日泊）。

私は比較的価格が中堅〜若干お高め（¥10,000〜／泊）くらいのホテルに宿泊することが多いのですが、そういったホテルを狙うのであれば上記3サイトはオススメです。
そして必ずキャンペーン情報は事前にチェックし、エントリーが必要なキャンペーンの見落としやエントリー漏れがないかを確認しましょう！
他にも、意外と最安値率の高いJTBや独自の激安プランを打ち出していて穴場なのがるるぶと、常時3〜4サイトで比較するとお得なプランを見つけられますよ♪

参考費用

参考までに、我が家が宿泊した際の費用を公開します。

ええ待って安い！こんな安かったっけ！？と改めて衝撃を受けました。笑
まあ、いわゆるビジホなのでビジホに泊まると思うと良いお値段なのかもですが、中身がビジホではもはやないので（笑）妥当というかむしろ安いです。2023年当時の値段なので、今はもう少し上がっているかな〜という印象です。

まとめ

札幌駅近くで、子連れに優しくて、なおかつ新しく綺麗で、部屋が素足でOKで、大浴場もあって…となるとなかなかこのホテルに勝るところはないんじゃないかな〜と思います。
とにかく札幌に泊まっている間は子供の荷物も最小限で行けます。なんでも揃っています！笑
あとは、場所柄レンタカーがあったほうが便利かなという気もします。ただ札幌近辺しか回らないのであればなくてもOK。
設備・サービスの充実度と価格とのバランスが素晴らしい。大変コスパも良く、皆様におすすめできるホテルでした！
我が家は札幌に行く際はまたお世話になると思います！