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【マタニティ旅行】どこに行った?いつまでOK?心構えや注意点を解説!

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マタニティ旅行、略して「マタ旅」。文字通り、妊娠期間中の旅行のことを言います。
子供が産まれる前に、「子連れでは泊まれないような高級ホテルに夫婦2人で泊まりたい」「最後に思う存分温泉や食事を楽しみたい!」というプレママさんたちも多いのではないでしょうか。
私も旅行が大好きなので、安定期から妊娠後期にかけて沖縄旅行や温泉旅行(箱根・伊豆)、都内のホテル(the okura tokyoフォーシーズンズホテル東京大手町)に宿泊をしました。
その経験からマタニティ旅行の注意点や楽しみ方をお伝えします!

この記事はこんな人にオススメ
  • マタニティ旅行をするかどうか悩んでいる人
  • マタニティ旅行をする上での注意点を知りたい人
  • マタニティ旅行の時期や行き先を検討する上でのポイントを知りたい人
目次

マタニティ旅行はアリ?ナシ?

マタニティ旅行

まず最初にお伝えしなければならないこと、それは「妊娠期間中の旅行は自己責任」ということ。
妊娠は病気ではないとは言え、通常時とは体も心もまるでコンディションが違います。
一般的にマタニティ旅行が「アリかナシか」は意見が割れるところですが、結局はママ次第。
マタニティ旅行を経験した私が考える、旅行を検討する上でのポイントを説明します。

何よりも体調優先

マタニティ旅行を検討する上で、何よりも大事な判断材料はママの体調です。自分の体調は自分が一番分かっています。
「なんだか最近気分が優れないな」「遠出はきついかもしれない」そんな思いが一瞬でも駆け巡ったら、絶対にやめておきましょう。ママの直感は正しいから。
周囲がなんと言ったって、お腹の子を守れるのはママだけです。主治医に相談はしつつも、まずは「自分が旅行に行ける体調かどうか」をしっかり見極めましょう。

本当に楽しめるか?を考えて!

意を決して出かけても、「なんだかお腹の様子が気になる…」「出血してないか心配…」と四六時中不安や心配ばかり。こんな状態ではせっかくの旅行も楽しめないと思います。
こればっかりはママの性格や体調、妊娠の経過にもよると思いますが、「素直に今旅行に行って自分は楽しめるのか?」という軸で判断してみるのも良いかもしれません。

ちなみに私は、沖縄旅行の行きの飛行機で若干つわり症状があったので旅行に来たことを猛烈に後悔しましたが、沖縄到着後は綺麗な景色につわりも吹っ飛びいつもの沖縄旅行と変わらず楽しむことができました(笑)

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妊娠中のプールも楽しめました

アリかナシかは、ママのみぞ知る

旅行がきっかけで万が一にも胎児や母体に何かしら異常事態が起きるかもしれない、ということは(考えたくないけど)念頭に置いておきしましょう。
「今無理していく必要はないな」と思えるのであれば、旅行は控えておくのがベストだと思います。
マタニティ旅行がアリかナシかは、最終的にはママの判断次第。ぜひご自身なりのベストな選択を!

旅行する時期はいつからいつまでが良い?

オススメは安定期

マタニティ旅行にオススメの時期は、やはり「安定期」と言われる妊娠16週から27週頃。
ほとんどの方がつわりが収まる時期かつ流産の確率が下がる頃と言われており、少しでも安心して旅行に行くという意味でも、安定期がオススメです。

しかし、安定期に入ってもまだまだつわりが続いている方もいると思います。私もそうでした。つわりがある限り外出は1000%無理だと思うので、やめておきましょう(笑)

妊娠後期なら遠出はしない

私は妊娠後期も比較的体調が穏やかで、暇を持て余していたのもあり「どこか旅行に行きたいな」と思ってはいたものの、流石に妊娠後期ともなるとお腹も大きく、長時間歩くのはなかなかしんどいような状態でした。
そのためこれまでは観光メインだった旅行も、この時ばかりは都内のホテルにおこもりステイするなどして旅を満喫するように。

妊娠後期は後期で、前期とはまた違うリスクを背負います。無理をするとお腹が張ったりして、それが陣痛に繋がってしまうケースもあるのです。
後期は遠出したい気持ちをグッと抑えて、近場でのんびりするくらいにとどめておきましょう。

交通手段・行き先はどうするか?

交通手段はどうする?

さて、まずマタニティ旅行をする上で考えなければならないのは交通手段です。交通手段によって準備も心構えも変わってくるので、旅行先を決める材料のひとつになります。

車のメリット・デメリット

<メリット>
・好きなタイミングで移動できる
・体調に応じて計画を変更できる
・快適な環境で移動できる

<デメリット>
・渋滞にはまると時間が大幅にかかるリスクあり
・事故のリスクあり

個人的には車はあまりオススメしません。長時間同じ姿勢になりがちなので、腰などへの負担がかかるからです。同じ姿勢を続けるのはお腹の子にもあまり良くない気がしたのと(個人的な意見です)、当然ながら電車よりも事故のリスクが上がるので、私は車は使わないようにしていました。

電車のメリット・デメリット

<メリット>
・計画通りに移動できる
・新幹線であれば食事や休憩、軽い運動など比較的自由に過ごせる

<デメリット>
・混雑時は体調がすぐれないときつい
・時間に追われる
・荷物が多いと移動が大変

電車で長距離移動する際は、絶対に指定席券を購入しましょう!長時間立ちっぱなしは腰とお腹への負担が相当なものになります。
万が一途中で体調が悪くなった場合は途中下車や引き返すことも可能なので、利便性が高いのは間違いナシです。
計画的に動けるという点でも、私は電車移動が一番多かったです(都内に住んでいるというのもありますが…)。

飛行機のメリット・デメリット

<メリット>
・飛行機でしか行けない場所がある(沖縄)
・妊婦であることを伝えると、航空会社側で配慮してくれることも

<デメリット>
・一度乗ったら降りられない
・基本的に狭い座席に座りっぱなし

沖縄に行くときは飛行機しか選択肢がないので、諦めて飛行機に乗りましょう(笑)大体の日系の航空会社は、妊婦であることを伝えておけば優先搭乗させてくれたり、ブランケットを貸し出してくれたりします。
私が妊娠中に沖縄へ行った際はLCCのジェットスターを利用しましたが、優先搭乗させてくれました。
また飛行機は長時間座りっぱなしになるので、トイレ休憩で席を立つ際に軽い運動などをすると良いですよ。

旅行先はどうする?

旅行先についても、まずは体調と相談しましょう。
私は特に切迫早産や子宮頸管の長さを指摘されたことはなかったので、沖縄という長距離移動をしても問題なかったと考えていますが、やはり往復数時間のフライトはそれなりにしんどいものです。
ただ沖縄であればホテルでゆっくり過ごすという楽しみ方も可能なので、フライト時間に自信のある方は旅行先候補のひとつに挙げても良いかなと思います。

とは言いつつも、オススメなのはやはり近場の旅行。何かあったときになるべく時間をかけずに、かかりつけの産院や自宅に向かえる距離がベストです(沖縄行った人が言うことじゃないけど)。

交通手段や行き先については「体調第一」を大前提に、時間や体力に余裕を持てるプランを考えましょう。

マタニティ旅行の注意点

さて、私が実際にマタニティ旅行を経験してみてぜひ皆さんにも注意していただきたいポイントがいくつかありますのでお伝えします。

必ず主治医に相談を!

例え近場への旅行であっても、主治医の先生には必ず相談しておきましょう。
私は「旅行に行きたい」なんて言ったら怒られそう…とビビってましたが、「もう大人だから自分の体調は自分で分かるだろうし、経過良好なので自己責任でどうぞ」と言われただけでした。

許可を得るようなものでもないですが、妊娠の経過を把握している主治医の先生に万が一でも止められるのであれば、それは素直に従うのみ。
一言話しておくことで安心できる場合もあると思うので、旅行前の検診では忘れずに相談すること!

旅行先の病院をチェック

旅行先では何もないことが一番ですが、もし何か異常事態が起きた時のために、旅行先や宿泊先最寄りの産科を必ず確認しておきましょう。
できれば病院の緊急時連絡先や旅行先周辺のタクシー会社の連絡先を把握しておくことと、宿泊先には妊婦であることを事前に伝えておいた方が良いでしょう。
妊娠中は何が起きるか分かりません。し過ぎなくらい、準備はしておくに越したことはないです。

アクティビティは諦めて!旅先では無理をしない

旅行と言えど、間違ってもアクティビティに勤しんだり無理な旅程を組むのはやめましょう。
妊娠の経過が良好だったとしても、基本的には「歩く」以外の運動は控えておいた方が良いです。
私は逆に妊娠中に運動しなさ過ぎだったのでホテルのプールで軽くウォーキングをしたりしていましたが、妊娠後期は旅行先で歩きすぎるのもNGです。

例え移動中であっても、疲れたらすぐに休憩しましょう。ただでさえお腹が出てくると息切れしやすかったりします。
基本的には観光は1〜2箇所くらいに抑えて、宿泊先でのんびり過ごすことをオススメします。

食事は事前に相談を

妊娠中は食べるのを控えた方が良い食材がいくつかあります。
もし宿泊先に料理の内容について相談ができるのであれば、事前に避けている食材を伝えておきましょう。
宿泊先によっては食材や調理方法を変えて提供してくれる場合があります。

私は特に生肉を摂らないよう気をつけていたので、バイキングで目の前で調理してくれるものについても「よく焼いてください」とオーダーしたりしていました。

まとめ

今回はマタニティ旅行を検討する上で注意しておきたいポイントや、実施に旅行する際の心構えについて説明しました。

せっかくの旅行なので楽しい思い出を作りたいですよね!ぜひ後悔のないよう、旅行をするのかどうか?という前提を踏まえて、諸々検討をしていただければと思います。
旅行の際はくれぐれも事前準備を怠らずに!良い旅にしてくださいね。

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